いのうえぶろぐvol.8
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みなさま、こんにちは。
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なんだかんだ、【いのうえぶろぐ】も定着してきているのか、いないのか。
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読者の皆様に少しでも野遊びの魅力をお伝え出来ればいいな、と思い始めたブログ。
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今年はまだそんな僕も外で野遊び出来ておらず
年始の初売りからバタバタしていたせいか、なんだか気分が晴れずに居たこの1か月。
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先日のお休みは、なんにも予定が無く
気分転換に人生で初めてのソロキャンプデビューを果たしました。
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今回はその時のお話。
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今までは、必ず友人や家族、同僚との野遊びがお決まり。
実は私 いのうえ はこう見えて、寂しがり屋なのです。(笑)
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そんな僕が、初めてのソロキャンプ。
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ずっとソロっていうのに興味があり、経験してみたい!という気持ちがあったのは確か。
ただ、泊まりは少し億劫というか、今の僕にはハードルが高いと言いますか。。
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まずはデイキャンプから!
ということで、朝からセッセとお気に入りのギアたちを車に詰め込み、いざ出発!
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まずは、どこでするか!?
というところから。
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せっかくのソロデビューなら人が少ないところにしよう!
ということで、京都の京北町の河川沿いを目指すことに。
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家から約1時間のドライブ。
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お気に入りの音楽を流し、行き交う出勤途中の人々を眺めながら
喧騒の中から抜け出し、野山を越え気付けば人も車も、ほとんどすれ違うことのない自然の中へ。
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" そうそう!これこれ!! "
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あっという間のドライブタイムも終え
秘所に到着。
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読み通り、人っ子一人いない。
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車から降り、まずは伸び。
そして深呼吸。
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" ん"~~~~~~!!あ"~~~~~~~~!!!!! "
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一気にチカラが抜け、心が解放される。
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身体が自然に馴染んでいくのを感じ
タープを張り、テーブルを広げ、IGT(アイアングリルテーブル)を設置し
お気に入りのNorah Jonesを流す。
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まずは、なんといっても
至福の coffee break。
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湯を沸かし、豆を挽き、ドリップする。
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家で毎日している動作なのに、なぜか自然の中、タープの下ですると一味違う。
もちろん味も。
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" ズズズズゥ~......はぁ~....うめぇ~~~ "
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誰に共感されるでもないのに、なぜか漏れる声。
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それが、なぜか心地良かったりもする。
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それからは、のんびりと書き物をしたり読書してみたり。
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しばらくしてると飽きてきて、やることが無い。
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" お昼にするかぁ~ "
なんて独り言を言いながらパスタを作って食べる。
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また、やることが無い。
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ボーーーっと川を眺めて鳥の声に耳を傾けてみたり。
川沿いに落ちている流木を探しに行ってみたり。
誰と競うでもなく川で水切りして遊んでみたり。
キャンプの様子を定点カメラで動画撮ってみたり。
一人で情熱大陸みたいにドキュメンタリーの主人公になり切ってみたり。
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そうか。
これがソロの醍醐味なんや。
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一人で何かする。
誰もいない環境になる。
人の目を気にせずいられる。
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これが素の自分で、誰に気を遣うでもなく自分のペースで
やりたいことを気の赴くままに。
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ソロって思ってたよりも楽しい。
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こういう時間って
普段生活していると本当にないと思う。
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本当の意味で、チカラが抜けた。
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頭の中を整理出来たし、リラックス出来た。
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日もすっかり暮れ、片付け開始。
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さっきまで独り占めしていた最高の場所が
跡形も無くなる。
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その場所に
" ありがとうございました。また来ます。 "
とお辞儀して、いそいそと帰路につく。
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分かったことは
ソロキャンプも、グループキャンプもどちらも好き。
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それぞれの良さがあるし、楽しみ方がそれぞれ違う。
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これは、また来週もソロキャンプしてしまいそう~~
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でも、なんだかんだ
また誰か誘って行っているんだろうな。
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人生に、野遊びを。
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ALBi大阪 いのうえ