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スノーピーク ランドステーション東京

Designer's Message

write. 2017.12.15 Fri

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Designer's Message

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FR Down Jacket

【Snow Peak が TAKIBI ウエアを作る理由】

1996年、スノーピークは世界で初めて『焚火台』を開発しました。現社長 山井太がオートキャンプ事業を開始した当時、アウトドア仲間と意見を出し合い土壌保護のために開発されたのがこの『焚火台』でした。今やキャンプを楽しむ上で『焚火台』は不可欠で、この焚火を囲んで過ごす時間こそスノーピークが提案する『人間性の回復』そのものだと思います。

わたしがまだ入社して間もない頃、お客様と一緒にキャンプを過ごすなかで、最も多く寄せられたご要望が『焚火の火の粉で溶けない服がほしい』という意見でした。通常アウトドアウエアでよく使用されるナイロンやポリエステルは融点が低く、レインジャケットやダウンジャケットが 焚火の火の粉によって穴があいてしまうことがたびたびありました。

それを解消するべく、わたしがアパレル事業に携わる以前の2005年から、スノーピークは焚火で燃えない
"難燃ウエア" の素材開発に取り組んでおりました。その意思を受け継ぎ 立ち上がりの2014FWシーズンから今に至るまで、毎シーズン素材や後加工によって
『スノーピーク焚火基準』をクリアした、選りすぐりの難燃機能を持つアイテムの開発に取り組んでいます。

そんななか、当初から 難燃素材 の開発にご協力いただいている素材メーカーさんが『最近スノーピークに右へ倣えで、難燃素材はないか問い合わせをしてくるブランドが増えていますよ』『せっかく長年取り組んでいるのにパクりブランドによる一過性の流行にのまれないように、僕らも頑張ります』と教えてくれました。

弊社プロモーションがヘタですみませんが笑、毎シーズン スノーピークアパレルには "焚火を楽しむための難燃ウエア" が天然素材から合繊素材まで揃っています。


Designer
山井梨沙