News

奥日田より

きらさんぽ

write. 2016.02.07 Sun

きらさんぽ

みなさま

 

 

こんにちは。

 

 

スノーピーク奥日田 吉良です。

 

 

私事ですが、先日連休を頂きちょっとした「旅」をしてきました。

 

 

「旅」

 

 

響きだけでテンション上がりますよね。

 

 

柳田國男によれば、旅の原型は租庸調を納めに行く道のりのことを言うようです。

 

 

食料や寝床は毎日その場で調達しなければならないものであり、道沿いの民家に物乞いをする際に、「給べ(たべ)」といっていたことが語源である、と。

 

 

キャンプに行くときもそうですが、その土地のものをその土地で味わうことは、最高の醍醐味ですね。

 

 

ということで旅は熊本からスタート。

 

 

熊本→福岡→山口→広島→岡山→香川→徳島→愛媛

 

 

移ろう景色を堪能しながらの下道移動です。

(旅は地元の生活感漂う下道にかぎります)

 

瀬戸大橋.jpg

瀬戸大橋

 

 

橋を渡るという行為だけで、旅感が増しますね。

極端な話、それはもう海外旅行なわけですから。

 

 

道中、初めて通る道にワクワクしたり、歴史ある建造物に触れて、その時代に思いを馳せたり。

そしてなにより、その土地にしかない自然の在り方に感動したり。

 

 

もちろん柳田國男マナーに沿ってその土地ならではの食を。その土地の人からの情報で。

(香川では讃岐うどんを6杯 笑)

 

 

普段とは違う環境で過ごしてみる事でたくさんの気づきがあります。

 

神社樹木.JPG

 

徳島県では気になる木を発見。

 

 

毎日木々に囲まれた場所で仕事をする僕ですが 笑

 

 

改めてその存在感に圧倒されました。

 

 

この木は、ずっとこの場所で、何を見てきたのでしょうか。

そして僕は、この先奥日田で何を見て、どうなっていくのでしょうか(遠い目)

 

 

そして今回メインとしていた西日本最高峰の石鎚山は、天候不良の為回避。

代わりといってはなんですが、地元の低山を駆け抜けてきました。

 

 

高くても低くても山は山。

 

 

山は、物産展にも持っていけませんから、

その土地を感じるための僕の中での正攻法です。

 

 

山道2.jpg

山道、気持ち良いです。

 

 

マグ.jpg

 

山の恵みもいただきます。

 

 

悪天候でしたが、野遊びを満喫。

 

 

いつも山にいるのに休日も山かよ。というツッコミは受け付けておりませんので悪しからず。

 

 

そして旅の最終地点は愛媛県の道後温泉。

 

道後正面.jpg

 

 

温泉に入るたびに

 

 

日本に産まれてよかった。と心から感じます。

 

 

じんわーり芯からあたたまる身体、

 

 

湯気の向こうに霞む道後温泉の歴史。

 

 

 

 

店長...俺はまた旅に出ます...

温かく見守っていてくださいね...(シフト連休希望)

 

 

今回はキャンプ道具を活用しながらの車中泊となりましたが

 

 

キャンプを趣味にするみなさんは、そのキャンプ道具があることで、

圧倒的な自由度を持って「その土地」を感じにいくことが出来ます。

 

 

キャンプ道具は、ある種の移動手段。とも呼べるのではないでしょうか。

 

 

衣食住を持ち運び

誰も持ち運びができない圧倒的な景色を感じに。

 

 

スノーピーク奥日田キャンプフィールドはもちろんですが、

みなさまが今年もたくさんのキャンプ場を楽しめますように。

 

 

たくさんのキャンプ、そしてたくさんの旅を!

 

 

そう願っています。

  

  

そしてこう言いましょう。

 

  

旅に出ます。

探さないでください(笑)

 

 

吉良