買ってよかったスノーピーク製品！ 【ダッチオーブン】 ＳＰＳ名古屋 熱田店ブログ
スノーピークスタッフがが実際に買ってよかった製品を紹介していきます！
まず、第一弾はダッチオーブン２６です。
こちらですね、入社当時まず買い揃えた思い出深い製品です。
すでにご存じの方も多いとは思いますが、改めてダッチオーブンとは？なにがいいの？ということをご紹介していきたいと思います。
1．ダッチオーブンとは？
一般的にダッチオーブンとは鋳鉄製の鉄なべのことを指します。西部劇などで利用されているイメージがとてもつよいですよね。
もともとの形の起源はヨーロッパらしく、アメリカ入植時代にオランダから持ち込まれたものが定着しダッチオーブンと呼ばれるようになったといわれています。
焼く、煮る、揚げる、蒸す等、様々な調理が可能で非常に優れた調理器具である為、キャンプのみならずご自宅でもお使いになる方も多いのではないでしょうか(^^)
最近では錆に強いステンレス製、黒皮鉄板を使ったダッチオーブン等いろいろな種類がありますが
本日は元祖鋳鉄の良さを伝えていきたいと思います<(_ _)>
２．ダッチオーブンの良い点
鋳鉄製のダッチオーブンは冷めづらく蓄熱でき、キャンプでの焚火料理など火力調節・維持が困難な状況にも適しています。
また鋳物は熱変形に強く、鉄でできている為、焚火や炭火の高熱を全方向から当ててもまったく問題ありません。
ロースト等のオーブン料理や、最小限の水でつくるカレー、シンプルな焼き芋もとてもおいしく出来上がりますよ！
ただ、上記でも説明しましたが、鋳鉄は割れやすくそれなりの厚みをもたせて製造しなければ割れのリスクが大きく、重量がどうしても重くなってしまうというデメリットがありました。
それを克服したのがスノーピークのダッチオーブン。ダクタイル鋳鉄という従来の鋳鉄よりも強度と延性のある鋳鉄技術を使い
試行錯誤の末、最薄部2,25ｍｍと従来の約半分の薄さにすることができました。その為、軽く持ち運びが容易にできるダッチオーブンに仕上がっています！
また、一般的に一般に「鍋は厚いほど調理性能が高い」というイメージがありますが、、サーモグラフを用いて従来タイプの厚く重いダッチオーブンと比較したところ、調理性能は同等だったとのこと！
さらに、ダクタイル鋳鉄で作られた鍋はヒートショック（加熱後の急冷などの温度差）や衝撃に強く、安全性が高いというメリットもあります！
３．まとめ
いかがですか、スノーピークのダッチオーブンほんとに良いのです！
もちろん性能もですが、僕がグッとくるのは、これまで国内でダクタイル鋳鉄によって鍋が製品化された例はなかったということ。
何度も試行錯誤し、発売まで約半年かかり安定供給できるまでさらに1年を要したそうです。
こういうところに心うたれてしまう。。。
しかも、大量生産できず、一日に数十個が限界のようです。
スノーピークと職人さんの熱量と技術の結晶を是非お使いいただければ幸いです！
蓋もいいフライパンになります。
スキレットも標準装備！
オプションは必須。買いです！
プロフィール
スノーピークスタッフ いとう
キャンプと写真と焚火が好き
鍋だけで10個は持っているがまだ鍋への物欲がとまらない。
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