二子玉川通信オンライン11月号「キャンプの冬支度をしましょう②」
こんにちは!
スノーピーク二子玉川店の片山です!
前回は冬キャンプの良さについてご紹介いたしましたが、今回は冬キャンプ必携アイテムであるストーブについて書いていこうと思います!
※ストーブはシェルター/2ルームシェルターでの利用を前提としています。
シェルター利用でも定期的な換気をしないと一酸化炭素中毒の危険性がございますので扱いには十分にお気を付けください。
スノーピークには現在2種類のストーブを展開しています。
グローストーブ(KH-001BK)とタクード(KH-002BK) です!
どちらもカラーはブラックでシンプルなデザインとなっております。
スペック比較は以下の通り。
比較ポイントしては、
まずは暖房性能。
出力の差はタクードが2.15KW、グローストーブが2.54KWで数値上はグローストーブの方が暖かいです。
さらに熱方向として、グローストーブは全周が暖かくなるのに対してタクードは上方向のみの暖かさになるので、その点でもグローストーブの方が直接的な暖かさを感じやすいです。
そもそもタクードは煮炊き用コンロという位置づけで調理に重きを置いたアイテム。火鉢をイメージしたようなもので、暖かさはあくまで副次的な機能。
暖かい空気は上に逃げてしまうので、タクードをストーブとしてのみ使うには少し心もとないのは否めません。
タクードはフィールドファンなどのサーキュレーターと組み合わせることで上に溜まった暖かい空気が循環し、ストーブとしての機能を最大限発揮させることができます。
またグローストーブは下の写真のように、赤く光るのでストーブが点いているのかが一目で分かりますが、タクードは燃焼筒が見えないので、点いているのかどうかを一目で見ることができません・・・。
とここまで、良いところ1つも無いように思えるタクードですが実はキャンプでは超優秀なのです!
なぜなら
キャンプには積載問題があるからです!!
特に冬はシュラフや衣類などでどうしてもかさばりガチなアイテムが増えてしまいますよね。
その点、タクードには圧倒的なコンパクトさと燃焼効率の良さがあります。
タクードであればクッカーも兼用でき、かつ燃料も1泊2日であれば5L程度の小型タンクでも十分。
IGTの規格に合わせているので、IGTユーザーであれば置く場所でテントを圧迫することもない、
お湯を沸かし続ければ幕内の加湿なんかも出来ちゃう、
なんだか一石三鳥にも四鳥にもなりそうな勢いです。
暖房性能を追い求めればいくらでも大きくできるわけですが、
あらゆることをできるだけ効率よく、かつスマートにキャンプをしたいミニマムキャンパーの方や、サブストーブの2台目として使いたい大型幕キャンパーの方に大変おすすめできるアイテムというわけです!!
また2022年の雪峰祭の限定アイテムではタクードのアイボリーカラーが登場。
今なら黒と白から好みの色を選ぶことができる絶好のチャンス!
是非店頭で比較してみてください!
次回は冬キャンプのアパレルについて書こうと思います~!