いのうえぶろぐvol.10
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皆様、こんにちは。
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気付けば【いのうえぶろぐ】も今回で
記念すべき10回目。
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記念するほどのこともないのですが。
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これまで書き溜めた野遊び記録も
多くの方々にご愛読頂いているようで
感謝を添えつつ、未だに
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" ブログ読んでますよ " と声を掛けて頂くと
こっ恥ずかしく。
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そんな【 いのうえぶろぐ 】
実はALBi大阪館内の他テナントスタッフさんにも読んで頂いているとか。
ありがとうございます!
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昨日はALBi大阪が休館日ということで
前々から計画していた他テナントスタッフさんとのDAY CAMPを。
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今回は、その時のお話。
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ALBi大阪店は、特殊というか珍しいというか。
館内の他テナントのスタッフさん同士が、とても仲が良い。
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休憩室や廊下ですれ違えば、他愛もない話に花咲かせることも、しばしば。
そう、まるで井戸端会議のような。
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そう言えば幼少期は近所のおばちゃん同士の、井戸端会議をあちこちでよく見かけた。
学校の帰り道には
あら!スバルくん、おかえり!(←僕の下の名前です。)
今日はサッカー教室無いの?
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なんてコトが日常茶飯事。
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今でも実家に帰ると
近所のおっちゃん、おばちゃん達に
" オッサンなったなぁ "
" おばちゃんは、いつまでも変わらず若いですねぇ "
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なんてリップサービスも交え、親しみある風景がそこにはある。
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話が逸れましたが
そんな風に他テナントスタッフさんとも仲が良い。
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彼らと淀川の河川敷にある公園でのDAY CAMPは
いつもとまた違った空気が漂っていた。
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集合場所へ向かうと
" おはようございます~ "
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から始まり
せっせと設営し、設えたシェルターを見て
" うぉ~!すげ~! "
と感嘆の声。
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僕らスノーピークのスタッフは鼻高々。(笑)
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この時は今シーズンの中でも珍しく
朝起きると雪が積もっていたほどの寒さ。
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幸い、フィールドでは天候はさほど荒天ではないにしろ
小雨が横風に乗せられシェルターに打ち付けられるほど。
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ランドロックの中でタクードに点火し
ぬくぬく暖かいシェルター内で
各々、飲み物片手に乾杯。
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休日の昼間にしか味わえないビールの美味さに酔いしれる者。
コーヒーをドリップする者。
お気に入りのお茶を啜る者。
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タクード↓
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ステーキや燻製したベーコンやソーセージに舌鼓を打ち
いつもと変わらない会話。
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そんな彼らを見ていると
普段、被っている仕事の仮面を外し
一人の " 人間 " として
ここにいるんだ、と
ふと気付く。
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そうか。
毎日顔を合わせてるみんな
実は背中には色んなコトやモノを背負っているんだ、と。
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仕事の悩みやプライベートの悩み。
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不安や迷いの中で、それでも仕事を御座なりには出来ず
社会人として一生懸命でいる。
そんな、彼らを僕は仕事中にしか見たことがなかった。
だからこそ、余計に感じたんだと思う。
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でも、この時は違った。
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足かせや重荷を脱ぎ捨て
全力で楽しんでいるなぁ、と。
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しょうもない話で馬鹿笑いし
犬みたいにフリスビーを追いかけ
トランプの大富豪で盛り上がる。
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とても楽しげに。
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この時ばかりは
社会人としてではなく、
また大人でもなく、
一人の少年少女のように。
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不思議ですよね。
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しがらみや葛藤や迷いや不安。
野遊びってそんなモノから解放してくれる。
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また、逆に
そんなモノとも真摯に向き合える。
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これって
自然の中に身を置き
五感を研ぎ澄まし、生きているコトを実感出来るからだと僕は思う。
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それこそが
野遊びの最大の魅力。
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普段とは違うみんなの一面が垣間見え
また一層、彼らのことが好きになった。
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この【いのうえぶろぐ】を読んでくれている
みんなにイジられることも、それはそれで
また心地良い。
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そんな彼らは
今日もまた
いつものように
社会人としてビシッとお店に立っている。
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その姿に
僕も
奮起する。
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人生に、野遊びを。
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ALBi大阪 いのうえ
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