【隈研吾展】行ってきました!
スタッフ松崎です。
暑い日が続いておりますが皆様はいかがお過ごしでしょうか?
先日の休日に、東京国立近代美術館にて開催されている「隈研吾展 -新しい公共性をつくるためのネコの5原則-」に行ってきました。
隈研吾さんといえば昨年の7月にオープンした「スノーピークランドステーション白馬」のデザインや、オリンピックの開閉会式も行われた新国立競技場の建築を担当されています。
今回の隈研吾展では、これまでの作品の模型の展示があり、普段なかなか見ることのない模型を見ているだけでもワクワクする内容でした。
隈研吾さんが考える5原則「孔」「粒子」「やわらかい」「斜め」「時間」に分類されて展示されており、それぞれのテーマに沿った建築物の考え方や使用している素材の多様さを楽しめ、建築の知識がない私のような人でも楽しめる展示です。
山手線の「高輪ゲートウェイ駅」。
模型はとても精巧に作られており、時間を忘れてずっと見ていられます。
なんと、このような展示が総勢50点以上もあるので全て真剣に見て回るのがたいへんなぐらいです...笑
そして、個人的に非常に楽しみにしていたのがこれ↓↓
「地獄組」という日本の伝統的な技法で、複雑に木材が組まれています。
隈研吾さんの建築には、木材をこのような独特な組み方をしているものが多いです。
しかし、これまで近くで見る機会がなく、今回は実物大の「地獄組」が見れるのをとても楽しみにしていました。
見れば見るほど、複雑な形状をしています。
そして、今回の目玉はやっぱり...
モバイルハウス住箱!!
今回の展示は模型や映像などが中心となっています。
しかし、国立近代美術館の入り口に堂々と設置された「モバイルハウス住箱」は、隈研吾展で唯一"実物"を見ることができる隈研吾作品といってもよいのではないでしょうか。
東京のど真ん中で住箱の実物が見れる機会は、滅多にありませんよ!!!
隈研吾展は、2021年9月26日(日)まで開催されています。
ぜひお近くの方は、美術品として展示されている「モバイルハウス住箱」を見ながら、宿泊したりここで生活したりすることを想像しながら見ていただけると嬉しいです。(中には入れないのであくまで想像だけですが...)
私が帰る頃にはすっかり日も落ちてしまいました。住箱は中の照明がついていましたがやっぱり夜の住箱はとても綺麗ですね。