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スポーツオーソリティ イオンモール四日市北店より

<みうらさん的なコーヒー道具>フィールドバリスタミル

write. 2017.12.29 Fri

<みうらさん的なコーヒー道具>フィールドバリスタミル

<みうらさん的なコーヒー道具>フィールドバリスタミル

<みうらさん的なコーヒー道具>

こんにちは。

年の瀬も近づきましたこの時期、寒さに翻弄されておりますが、コーヒー好きには楽しい季節の到来でございます。まず10月1日が「国際コーヒーの日」と制定されておりまして、コーヒーの新豆が出回り始めるのがこの時期。コーヒー業界の年度始めもこの日となっておりまして、実はコーヒー業界、一足先に年明けしております。好みの生産地や農園の、今年の新豆のクオリティやいかにと、それだけでも十分楽しいのですが、さらにクリスマス・ホリデーシーズンには大手コーヒーチェーン店などが限定ブレンドを続々リリースするタイミングでもあります。特別なタイミングや記念日に存分に楽しんで頂けるように、各社から気合いの入ったブレンドがリリースされるこの年末近辺は、いつものあの店の新豆のコーヒー豆も、普段買わないあの店のクリスマス用コーヒー豆も、どちらも気になって目移りが止まらないみうらさんでございます。

そんな最高のコーヒー豆、どうせなら最高の状態で味わいたいですよね。それをご自宅でもキャンプ場でも叶えてくれるのが、こちら「フィールドバリスタ ミル」です。

この「フィールドバリスタ ミル」、優れた点として、

・軽くてコンパクト。どこでも気軽に持っていくことができる

・出先でも挽きたてのコーヒーを味わうことができる

というところはもちろんなのですが、同時に、

・キャンプ場の朝の静けさ、隣で家族がまだ寝ていても使用できる静音性

・寒い屋外などでも、手袋などをしたままでも作業しやすい構造

・セラミック刃は怪我をしにくい構造で、安全・簡単に清掃ができる

・こだわり始めると、挽き目の調整もしっかり行えること

などもみうらさんは気に入っています。

あとは、「取っ手を忘れたり、取っ手が外れる心配をしなくていい」。これは以前から持っていたミルで感じていたストレスですが、「フィールドバリスタ ミル」でやっとそのストレスから開放されました。

一度に挽くことができる豆の量は二人分(約20g)。それほど大量では無いですが、キャンプの朝を特別にするにはちょうどの量。または設営後、撤収後などのほっと一息付きたい時に、美味しいコーヒーがあると嬉しいですよね。使い方はシンプルなものですが、その中でも、清掃方法と挽き目の調整については折々でご質問がありましたので、そちらも含めて使用方法を書いてみます。

まず、気になるコーヒー豆を買っていただいたら、最寄りのスノーピークストアに立ち寄って頂いて「フィールドバリスタミル」も一緒にお家に連れて帰ってあげて下さい。お家に帰りましたら、構造の理解も兼ねて全体を一度洗ってあげましょう。

大丈夫です、とても簡単です!

このミルの大きな長所のひとつが分解・清掃・組上げがどれも簡単な点です。挽き目調整用のツマミを緩めるくらいで、ほぼ全て分解することができます。中性洗剤で金属部分はしっかり、セラミック歯部分も優しく洗ってあげましょう。

セラミック歯の部分は、使っているとコーヒー豆がこびりついていきます。どんなに優れたミルでも、古い豆はこびりつきますし、それが不要な酸味の原因になります。業務用のミルでは毎日清掃を行うお店もありますし、私の知っている限り、最低でも週に一回はきれいに清掃を行うものです。しかし、一般家庭用ですと不衛生なまま使用されている場合がほとんどです。このミルならものの五分で清掃できます。定期的に歯ブラシなど使って優しく洗ってあげて、きれいな状態を保ってあげて下さい。きれいに乾燥させたら、元通りに組上げましょう。

組み上がりましたら、コーヒー豆の挽き具合(粉の大きさ)を決めていきます。最初は市販されている粉のコーヒー豆も用意して、見比べながら、その挽き目を目指してみるのもいいでしょう。そうすれば、一番スタンダードな挽き目を知ることができます。

挽き目の調整については、下記のような方法がおすすめです。

① 挽き目調整用のつまみ(黒い三角形のパーツ)を一番奥まで(それ以上回らなくなるまで)時計回りにねじ込みます。

個人的には、上蓋は付けたままで、逆さまにして行うとやりやすいです。

② 次に、調整用のつまみを反時計回りに、例えば7クリック(7回カチッと)させます。

つまみを軽くセラミック歯に押し付けるように回すと、クリック音を感じ取りやすいです。

③ 歯の調整が終わってから上部にコーヒー豆を入れ(調整用ですので、10粒くらいで充分です)、ハンドルをカリカリまわして挽いてみましょう。ハンドルの抵抗がなくなったら挽き終わりです。下部を取り外し、挽き終えたコーヒー豆を見てみましょう。

④ もし自分の挽いたコーヒー粉が大きすぎる(粗い)のであれば、次は5~6クリックに。自分のコーヒー粉が小さすぎる(細かい)ようであれば、8~9クリックにしてみましょう。

その際、できるだけセラミック歯がきれいな状態でクリック数をカウントして下さい。できれば、挽き目を変えるたびにセラミック歯を洗うか、または歯ブラシなどできれいにしてから行うことがおすすめです。これを行うことで初めて、クリック数と挽き目が一致します。以降はそのクリック数さえ忘れなければ、かなり安定して狙った挽き目に持っていけます。

個体差もありますから参考としてですが、みうらさんのバリスタミルで挽いた細かさを写真に撮ってみました。「 1 」と書いた豆は「1クリック」で挽いた豆でして、順に「3クリック」、「5クリック」、「7クリック」で挽いて見ました。市販のコーヒー豆と比べると、5~7クリックがちょうど一般的なペーパードリップ用といったところでしょうか。みうらさんは焚き火台型ドリッパーなら5クリック、バリスタドリッパーなら6クリックを基本にして調整をしています。焚き火台型が少し細かいのは、ドリッパー下部の開口部が広く抽出が早く終わってしまいがちなので、挽き目を細かくすることで抽出時間を長くして味がさっぱりしすぎないようにしています。

ただし、構造上どうしても組付けや使用頻度によって1~2クリックはズレが有るように感じます。みうらさんはそういったズレを嫌うため、下の写真のようにセラミック歯を一定に噛み合わせた状態で目印を付けています。そうすることでいつでも同じ歯の噛み合わせからクリックをカウントできるため、納得できるクオリティで挽き目を調整することができるようになりました。でも、気のせいかも知れませんので、ご参考までに。

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挽きたての豆から抽出するコーヒーは、手間はかかりますが最高に美味しいものです。キャンプ場だけではなく、大切な方との再会や、久しくゆっくりとご一緒できるご家族の時間など、年末年始の特別な時間に、「フィールドバリスタミル」で挽きたての豆を用意して、美味しいコーヒーをどうぞお召し上がり下さい。

三浦

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