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スポーツオーソリティ広島祇園店より

シュラフ(寝袋)について その2

write. 2016.02.12 Fri

シュラフ(寝袋)について その2

前回はスノーピークで取り扱っているシュラフのサイズについてお話しましたので(記事:http://sbs.snowpeak.co.jp/26/archive/20160206-000802.html)、今回は時期に応じて使いたいシュラフの選び方をお話しようと思います。

ここからは個人的な表現が含まれますので、あらかじめご了承ください。

中綿には、化繊・ダウン・フェザーと様々な素材が使われていますが、スノーピークでは高温度帯では「化繊」、低温度帯では「ダウン」と「フェザー」が使われています。

スノーピークのシュラフの選び方はこの使われている素材を見て、使う時期を見ます。

だいたい春・夏・秋・冬と季節で選んだりするのですが、それぞれをどのように分けるかということですが、私は次のように考えます。

春・・・4月上旬~6月下旬

夏・・・7月上旬~9月上旬

秋・・・9月中旬~11月上旬

冬・・・11月中旬~3月下旬

このように季節分けをしてどれを選ぶかですが、夏に使用する場合は「化繊」で大丈夫なことが多いです。これは標高の高いところで寝泊まりする場合は夏でも冷えたりするので、この限りではないですが、海抜表記の所だとまず問題ないです。

次に春と秋は同じように考えられますので、「ダウン」と「フェザー」が使われているものがおススメです。ゴールデンウィークやシルバーウィークは意外と冷えますので、なるべく暖かく寝ることができる方がいいです。

冬はそれよりも内容量が多いものを選びます。

これでバッチリという訳にもいかない寒さがあります。その時にはどのようなアイテムが必要かです。

インナーマットはやはり必要です。起きて靴下履こうと足を地面につけたら、目が覚めるほどキンキンに冷たい時があります。そういったことから回避するのに必要ですし、地面からの湿気から守るのにも大活躍です。

キャンピングマット(エアマット)は非常に大事です。インナーマットでは遮れない地面の冷たさがあります。その冷たさの影響でシュラフ内温度を下げないようにするために使用します。また、これはベッドに寝るような柔らかさを持ちますので、眠りにつきやすいというメリットも持ちます。寒さカットだけではなく、フカフカした気分で寝ることを考えると、季節問わず使いたいアイテムです。

ここまでいかがだったでしょうか?私なりの考えでお伝えしてきました。不明点、疑問点がございましたら、何なりとご質問ください。

広島祇園店 井上